サンパウロに支店を置くウベ・ラテン・アメリカ社Assistant to President & Japan Deskの金剛仙太郎氏がパラナ州を訪問し、パラナ日伯商工会議所、パラナ州に拠点を置く日本企業数社を訪問しました。
16日午後、パラナ日伯商工会議所を訪問し、高村富士夫理事とパラナ州における日本企業の活動状況について話し合いを行いました。ウベ・ラテン・アメリカ社は、ブラジルではナイロン樹脂の原料販売、ダイカストマシン、インジェクションマシンの販売などを行っていることが紹介されました。
17日午後は、クリチバ大都市圏ファゼンダ・リオ・グランデ市で家電リサイクル業務を行う浜屋を訪問し、高村理事が同行しました。浜屋は2011年11月よりパラナ州へ進出し、同地で活動を開始。サンパウロ州、パラナ州、サンタ・カタリーナ州各地からコンピュータの基盤などを回収し、金属のリサイクルを行っています。
ウベ・ラテン・アメリカ社を歓迎した浜屋ブラジルの板井ロベルト社長は自社の紹介を行い、「パラナ州への進出には、パラナ日伯商工会議所の支援を受けた。我々の企業のモデルを見てもらい、他の日本企業のブラジル進出にも協力したい」と、伝えました。同社の事業開発コンサルタント・家塚たけし氏の案内で工場見学を行いました。
会議所を訪れたウベ・ラテン・アメリカ社の金剛氏と高村理事
浜屋ブラジル訪問の様子/金剛氏と板井社長(右)